*サンディエゴ で 簡単クッキング
レシピ交換しませんか?
Monday, May 29
ウェイトウォッチャーズ
今回はレシピではなく、私が1週間前から始めたダイエットをご紹介します。しかし、何でも食べられるので、もちろんレシピの方はこれからも普通に更新します。ただ、超高カロリーの物は余り挑戦しないかもしれません。
今年に入り突然家族に糖尿病が出たので、カロリー計算による健康料理や糖尿病の話等を実家の母からよく聞く様になりました。と同時にアメリカの義両親が二人共、友達に触発されたと言ってダイエットを始めました。また、アメリカは肥満が国民的健康問題となる今、肥満児が急増し、大人は肥満はもとより成人病の糖尿病等も増える一方で、テレビのコマーシャルでは糖尿病の血糖値を測る小さな機械の宣伝や、コレステロールを下げる薬の宣伝などを頻繁に目にします。家庭料理に代わり便利なインスタント食品や外食が急増したこの現代社会において、食べ過ぎや栄養の偏り、栄養の取り過ぎ、運動不足等、健康的な食生活が見直されつつあります。
健康をテーマとしたテレビ番組も増えました。例えば、このままの食生活を続けたら子供の寿命は30代と予想される家族に、栄養士が健康的な食生活をアドバイスして実践するドキュメント番組、イギリスの若手セレブシャフ、ジェイミー・オリバーがイギリスに給食改革をもたらした際のドキュメント番組、肥満の人がグループダイエットをして賞金を狙う番組。書店では、心と体の健康をテーマにした沢山の雑誌の棚に、糖尿病や骨粗鬆症の月刊雑誌も並んでいます。その上の棚には様々な料理の月刊誌、その横の棚にはカリスマ主婦マーサ・スチュアートのLivingや、インテリアやガーデニングなどのオシャレな生活雑誌が楽しそうに並んでいます。そして糖尿病の雑誌だって、奇麗な写真がいろいろと載る粋なデザインで、病気臭さはゼロであります。このままだと、3人に1人は糖尿病になりつつあるとか...。
ということで、細く奇麗になりたい人々に加わり、老若男女構わず健康体になりたい、ならなければならない人達が増えているアメリカ社会です。その為に様々なダイエット方が紹介され、人気をそれぞれに集めています。アトキンズ、サウスビーチ、ジェニークレイグ、スリムファースト...。そしてウェイトウォッチャーズは、脱落者の最も少ないダイエット方法と歌われる程に、今では人気を誇るダイエットなのであります。
ウェイトウォッチャーズ(WeightWatchers)ダイエットはアメリカ国外約30ヶ国にまたがり、日本に上陸するのも時間の問題かもしれません。このダイエットはカロリー計算の代わりに、食物のカロリー、脂肪、繊維を元にポイント出しそれを利用するシステムとなっています。まず現在の体重から一日に食べられるポイントを割り出し、そのポイントに従い数週間掛けて丁寧に(?)体重を落としてゆきます。理想体重になったら次はそれを維持する為のポイント数に切り替えます。
今年になってからダイエットを始めた義両親ですが、義父が4ヶ月で15kgみるみるうちに痩せました。そしてあまりにも楽しそうにダイエットをしているので、すでに昨年末の大掛かりな親知らず抜歯で体重も少し落ち、家族の健康情況も変わり食生活について見直す姿勢が出て来た私は、あと更に2kg痩せてその体重が維持ができたらと思い、ウェイトウォッチャーズを始めることに。
このダイエットシステムは「理想体重まで痩せたら終わり」ではなく、食生活を改善し、健康的な生活を送る習慣が身に付くようにと指導されます。食生活を変え(食事の内容と量)、それに慣れたら運動を加えて体重を維持します。(運動量をポイント換算することも出来ます。)これが普段の生活として行われ続ければ、理想体重が維持でき、健康でいられるというわけです。ちなみに義父は体重が減ったら、血圧が下がった(毎月の薬代が浮いた)、事故以来万年だった腰痛が気にならなくなった、朝の強歩が同じ距離15分も早くなった、多分コレステロール値も下がっているだろう、等々実際に健康面でかなりの効果も現れています。
システム自体は、ウェイトウォッチャーに加入して、地域の会合に出ていろいろな指導を受け、会員同士も励まし合い、助け合うそうです。これが何となく怪しい宗教団体のようですが、もちろん宗教などは一切関係ありません。単に痩せたい、健康になりたい、健康を維持したい人達の集まりです。お金を払う分頑張らないとというプレッシャーもありますし、安全に確実に諦めずに体重を減らし健康体を手に入れる為に皆頑張る様です。(ちなみに私は義両親にポイントの書いてあるリストを分けてもらって、勝手にやっています。又、オンライン会員や本だけ買って自分でやるという方法もあります。)
始めはポイントをいちいち数えて面倒臭そうと思っていましたがカロリー計算より遥かに楽ですし、これがほんの数日で(二日)慣れてしまい、た、楽しくなってきました。一日に食べられるポイントは決まっていて私は20、主人は24、そして週に35ポイント余分に食べられる様になっているので、イベントや外食でちょっと贅沢をしても、日に私の場合20をちょっと越えても大丈夫なのでストレスがかなり減ります。それから、基本的に何でも食べて良いので、量をコントロールするということになります。とにかく、痩せられる、健康になれる、毎日計算をしてボケ防止につながるなど一石二鳥です。外を歩くと、少しでも肥満の人は「病気」と目に映り、ぽってりとしている人は、ダイエットすれば見かけももっと良くなるし、健康になって長生きできるのにと、偉そうに思うようになってしまいました。
とにかく、以外と簡単で楽しくはまっています。これがちゃんと続いて、理想の体重になりましたらまたお知らせするかもしれません。とにかく皆さん、野菜を沢山頂きましょう!
(写真は、ウェイトウォッチャーズの月刊雑誌の表紙です。)
08/09/06 更新。美味しいもの=脂肪になる、体に悪い、と思えるようになって来ました。甘党なのですが糖分など大分控えられるようにもなりました。しかし、やっぱりダイエットはストレスです...。美味しい物が食べたいだけ食べたい!と思うと悲しくなります。しかし、そうするとこれから先に健康障害が起きた時の苦労が更に大変になりますから、バランスの取れた食生活を今から身に付ける事はやはり大切な事だと、自分に言い聞かせています。今美味しい物を沢山食べて、将来そのつけを払うか。。。ですね。by sdkc
Archives
•••••••
March 2006
April 2006
May 2006
June 2006
July 2006
•••••••